Howling

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久々に、来たな。


この人好きかもって思う作家さん。


その人は、絲山秋子さん。
『逃亡くそたわけ』『袋小路の男』(講談社)の
二作品しか読んでないんですが、
この人はただものじゃないって思わせるに十分な二作。



「逃亡くそたわけ」は、
精神病院から抜け出した男女二人の珍道中を。
「袋小路の男」は、
友達以上恋人未満な、曖昧な距離の二人を。
(↑こう書くとありがちだけど、実際は全然違うのです)
あと『袋小路の男』に載っている「アーリオ オーリオ」では、
星の話で文通をする叔父と姪の二人を。


そのどれもの距離感が、ものすごく好きだなって思ったのです。
どちらも孤独を抱えた、でも暖かな微妙な距離感。
ヤマアラシのジレンマ、なんて言葉を思い出す。

「逃亡くそたわけ」で書かれた疾走感も好きですが、
「アーリオ オーリオ」で書かれたやわらかな言葉と言葉の間の空気も
すごく好きで、
読みながら、鳥肌、震えがきました。




『袋小路の男』の解説も秀逸です。
あとがきで「あぁ、そうそうそういうことなのよね」って
思う解説が載ってると、それだけでうれしくなる。

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