Howling

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出遭ってしまいました。
今までの「好きな本」を覆す作品に。

余りに衝撃が走ったため、
感想はひとりよがりです。あしからず。。。
私の薬指は欠けている。
前に働いていたソーダ工場で機械に挟まれて
そのまま欠けてしまったのだ。
ソーダ水を赤く染めて―…。

標本室。
今私はそこで働いている。
小鳥の骨、音楽、火傷の痕…。
人々が何らかの理由で持ってくるものを
標本にして保管する、そんな場所だ。
多くの、物言わぬ標本に囲まれ、
標本室の主である弟子丸氏と過ごす静謐な日々。
それは心地良く、何処か奇妙だ―…。



小川洋子さんは「博士の愛した数式」の作者。
私はまだそれを読んだことは無いけれど、
きっと「薬指の標本」よりは好きじゃないんだろうな、と思う。

この「薬指の標本」には、
喩え難い雰囲気が流れている。
濃密で、美しく、
そのうえ背筋をすっと撫でる恐ろしさがある。
ホラーでもなく、サスペンスでもなく、
ラブストーリーでもない。
でもそこに描かれたひそやかな恐怖と、
ひとひらの謎、
胸をしめつける感情は
確かに私を虜にしました。
思い出すだけで、体中がぞくぞくと波立ちます。


フランスで映画化されたそうで、
そちらも是非見てみたい。

長年読みたくて、読めなかったんだけど
その期待を裏切らない作品でした。
こんな文章を書きたいと、心から思ったのです。
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あー、なんか引用文読んだらすごく気になってきました。
ちょうど読んでる本が終わったところなので、
明日本屋で探してみようと思います。

博士の愛した数式は読んだのですが、そこそこ面白かったですよー。
ストーリー的には目新しいものではなかったですが、
小川洋子さんが数学をしっとりと愛しているのが伝わってきて
理系の自分としては嬉しい気分になりました^^

強烈にプッシュはしませんが、暇があったら読んでみても面白いと思いますよ♪

2006.05.16 00:18 URL | ひかる #su7LfdQk [ 編集 ]

ぜひ読んでみてください☆
短編集「まぶた」もなかなかお勧めです♪

「博士の愛した数式」も読んでみます☆☆(^▽^)
ありがとうございますー☆☆

2006.05.17 16:52 URL | ユウコ #- [ 編集 ]













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